日本一の鉄道会社 近畿日本鉄道

日本一の鉄道会社 近畿日本鉄道

 

日本には数多くの鉄道会社があります。

 

国鉄が分割民営化されてJRとなってからは,このJRも鉄道会社ということになりました。

 

JRは規模が大きいですが,もともと国鉄だったので,線路の敷設なんかも国鉄時代に行われている路線が大半です。

 

それでは,純粋な鉄道会社として最も営業距離が長いのはどの会社でしょうか。

 

答えは大阪から奈良,京都,三重,岐阜,そして愛知県は名古屋市までと広範囲にわたって列車を運行している近畿日本鉄道です。

 

総営業距離は580キロ,1日の利用者数170万人というまさに大鉄道会社です。

 

大阪難波から奈良県中部,三重県を経て名古屋へと向かう有料特急アーバンライナーは,その車両の快適さはさることながら,他の普通列車などと線路を共有しながらも2時間で大阪,名古屋間を結び,料金は新幹線の3分の2とスピード,価格の面でも競合するJRとしのぎを削っています。

 

また,名古屋から四日市,津を経て伊勢志摩までの路線は完全にJRを凌駕しています。

 

沿線には,伊勢志摩の他に千年の古都京都,奈良,桜で有名な吉野と観光地も数多くあり,通勤,通学のための生活路線としての顔の他に,観光客を運ぶ観光路線としての顔も有しています。

 

ただ,規模が大きいということは国鉄のように赤字ローカル線も抱えているという問題点もあり,今年の10月には赤字の大きい養老線(桑名〜揖斐)と伊賀線(伊賀神戸〜伊賀上野)について,近畿日本鉄道が線路だけ保有し,列車運行は養老鉄道と伊賀鉄道という別会社が行う方式に変更するとのことです。

 

近年ではプロ野球からの撤退という一大事件もありました。

 

日本一の鉄道会社,近畿日本鉄道は今,新しく生まれ変わろうとしているのかもしれません。